成功する子連れ海外赴任

2024年９月にAmazon電子書籍Kindle本を出版した。

タイトルは「成功する子連れ海外赴任　子どものメンタルケアと英語力、帰国を見すえた日本の勉強を全部フォロー！」

私自身のイギリス留学、アメリカ留学、子どもを連れて海外赴任した実践から得られた経験談、同僚や知り合いママ・パパの成功談、失敗談など、すべてを凝縮して、成功する子連れ海外赴任のための急所を幅広くカバーしている内容である。

この本には、子どもを現地の日本人学校に通わせる選択肢には全く触れていない。

ご家庭の教育方針様々だが、人口減少社会に突入し、相対的な経済力が下がり続けている日本ゆえ、海外に住むチャンスをつかんだからには、日本人学校に子どもを通わせること＝現地校や英語ベースのインターナショナルスクールには通わせないことによる機会損失が大きすぎると考えるからだ。

とはいえ、子どもの個性を無視して、近所のインターナショナルスクールに送り込めば、すぐに英語がペラペラになるほど、現実は甘くない。

親が子どもに寄り添い、課題を手助けし、伴走し、適度に手抜きをして、最初の１年間をやり過ごすこと、こういう現実的な視点からも、成功する子連れ海外赴任のノウハウを解き明かしている。

最初の1年間を何とかやり過ごせると、2年目は1年目に比べて格段にラクだし、3年目になると、英語ネイティブのクラスメイトと肩を並べ、時に彼らよりも好成績を修めることができる科目が出てくる。子どもなりに自信がついて、さらに頑張ることができる好循環が回り出す。

その好循環が回るまでの、慣性の法則、抵抗だの摩擦が強く働く期間に、親子で踏ん張れるかどうかが、子連れ海外赴任生活の明暗を分ける。

この本では、欧州地域に子連れ海外赴任した実体験をベースにしているが、アジア地域でも、アメリカ地域でも、中東地域でも、お悩みポイントは共通する。世界のどの地域に赴任／帯同される方にも、参考にしていただける内容に仕上げている。

知っていれば〇〇したのに！という後悔を一つでも減らしたい方には、ぜひお読みいただきたい。