花粉症の季節ですね。
日本のスギ花粉に苦しめられた同僚が、欧州に転勤になって喜んでいたら・・・欧州だっていろいろな花粉が飛んでいるため、結局花粉症に苦しんでいると聞きました。
幸い、私は花粉症とは無縁の人生を送り、早40数年。
周りからは「閾値を超えたら(そのうち)花粉症が発症するよ」と脅され続けていますが、今年も、周りがぐずぐずしはじめているのを横目に、何も反応しない自分がいます。
花粉症の症状を和らげるために、食生活で気を付けるべきポイントを調べたら・・・自分の普段の食生活にドンピシャで当てはまっていてビックリ。
死ぬまで花粉症にならない、とは断言できませんが、私自身、花粉症になりにくい/症状を和らげる食生活を送っていることが分かりました。
いま、花粉症に悩まれている方向けに、食生活で気を付けるべきポイントを紹介します。
抗炎症作用のある食べ物を摂る
花粉症は免疫システムの過剰反応による炎症が原因の一つです。抗炎症作用のある食べ物を意識的に摂りましょう。
- 青魚(サバ、イワシ、サンマなど):EPA・DHAが炎症を抑える
- オリーブオイル、ナッツ類(アーモンド、クルミなど):ビタミンEが抗酸化作用を発揮
- 緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリー、ニンジンなど):ビタミンCやβカロテンが免疫バランスを整える
腸内環境を整える
腸内環境が整うと免疫機能が改善され、アレルギー症状の軽減が期待できます。
- 発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなど):乳酸菌・ビフィズス菌が腸内環境を改善
- 食物繊維(ゴボウ、海藻類、玄米など):腸内の善玉菌を増やす
抗ヒスタミン作用のある食材を摂る
花粉症の主な症状(くしゃみ・鼻水・目のかゆみ)は、ヒスタミンという物質が関与しています。ヒスタミンの放出を抑える食材を摂取すると、症状の軽減が期待できます。
- ルイボスティー:抗酸化作用が強く、ヒスタミンの抑制効果があります
- 甜茶(てんちゃ):ポリフェノールがヒスタミンの放出を抑えます
- シソ(紫蘇):抗アレルギー作用のあるロズマリン酸を含みます
- 玉ねぎ・リンゴ・ブロッコリー:ケルセチンがヒスタミンの分泌を抑制します
避けるべき食品
逆に、花粉症の症状を悪化させる可能性のある食べ物もあります。
- アルコール:血管を拡張させ、鼻づまりを悪化させる
- 砂糖や加工食品:腸内環境を乱し、炎症を促進する
- 乳製品(牛乳・チーズ・バター):人によっては粘液分泌を増やし、鼻づまりを助長することも
- ヒスタミンを多く含む食品(チーズ、ワイン、ハム、サバ・マグロなどの青魚の加工品):アレルギー症状を悪化させることがある
まとめ
花粉症の症状を和らげるには、
✅ 抗炎症作用のある食材(青魚、緑黄色野菜、ナッツなど)を摂る
✅ 腸内環境を整える(発酵食品・食物繊維を摂取)
✅ 抗ヒスタミン作用のある食材(シソ、玉ねぎ、ルイボスティーなど)を活用
✅ アルコール・加工食品・砂糖を控える
✅ 水分をしっかり補給する
このような食生活を心がけることで、花粉症の症状が軽減する可能性があります。
即効性はありませんが、食生活を変えることで、中期的に体質も変わってきます。ぜひ試してみてください!