某SNSで素敵なワーキングマザーさんのをフォローしている。
お料理も上手で美しく、沢山食べていても、ほっそりBMI18台のスリム体型、筋肉質だようだ。
私なんて、すぐ太るし、太った分を戻すために食事に気を付け、なんとかBMI20を保っているというのに、神様は不平等だよ・・トホホ・・・とため息が出てしまった。
そんなある日、その方がSNS上で、インプラントの手術のお話をされていて、
「えぇぇーーー！！インプラントを○本も入れていらっしゃるのーーー？！」
と驚いた。
インプラントは、かなりお金がかかる。入れないに越したことはない。
ダイエットも大事だが、歯の健康は（経済的観点からも）もっと大事！あの方を羨ましがっている場合ではなく、これまでインプラントを入れていない自分の境遇にもっと感謝すべきだ、と妙な反省をした。
今回はインプラント治療の費用とリスクについてお話しします。
1. インプラントの費用
インプラントの費用は、以下の点によって、様々です。
- インプラントの本数
- 使用する材料（チタン製やジルコニア製など）
- 歯科医院の立地や設備
- 追加治療の有無（骨造成、歯肉移植など）
２．費用の目安（1本あたり）
| 項目 | 費用（目安） |
|---|---|
| インプラント本体 | 15～40万円 |
| アバットメント（支台） | 5～10万円 |
| 人工歯（クラウン） | 10～20万円 |
| 合計 | 30～70万円 |
３．その他の費用
- 診察・検査費用：5,000円～2万円（CT撮影など）
- 骨造成（骨が少ない場合）：5～30万円
- 静脈内鎮静（痛みが不安な場合）：3～10万円
全額自己負担のため、医療費控除を活用すると節税できる可能性があります。
インプラントのリスク
インプラントはメリットが多い治療ですが、以下のようなリスクもあります。
① 手術に関するリスク
- 感染症（インプラント周囲炎）
→ 手術後のケアが不十分だと、歯周病のように炎症を起こし、インプラントが抜けることがある。 - 神経や血管の損傷
→ 顎の骨に埋め込む際、神経に近すぎるとしびれや痛みが残ることがある。 - 骨との結合不良（インテグレーション失敗）
→ 喫煙や糖尿病などがあると、インプラントが骨と結合しにくくなる。
② 長期的なリスク
- 噛み合わせの変化 → インプラントは動かないが、周囲の歯は動くため、時間とともに噛み合わせが変化することがある。
- 周囲の歯への影響 → 過度な力がかかると、隣の歯にダメージを与える可能性がある。
- インプラントの破損 → 強い力（歯ぎしりなど）によって、ネジが緩んだり、クラウンが割れたりすることがある。
まとめ
- インプラントは 1本あたり30～70万円 かかります。追加治療が必要な場合は、もっと高額になります。
- 手術には 感染症、神経損傷、骨との結合不良 などのリスクがあります。
- 長期的なリスクとしては、 噛み合わせの変化や破損 などの可能性もあります。
- 適切なケアをすれば 10年以上 長持ちさせることができます。
どんなに節約をがんばっても、資産形成を頑張っても、歯の健康というお金がかかることからの出費が嵩むと、「穴の開いたバケツ」のようにお金が流れ出ていき、お金を貯めるペースが鈍ります。
歯の健康は、快適な日常生活を送るためにも必要ですし、経済的観点からも、気を付けた方がよいです。これからも歯の健康を保っていきましょうー！
