日本では 2月・3月でも意外と紫外線量が多い ので、油断せずにUV対策をすることが大切です。
1年12カ月を通してUV対策をしたほうが良いです。
美容医療が進歩したおかげで、しみやしわを薄くすることはできますが、作らないに越したことはない。予防にまさる治療はないです。
日本の2-3月の紫外線量をみていきたいと思います。
2月・3月の紫外線量は意外と多い
① 紫外線量は冬から春にかけて急増する
- 紫外線量は 12月が最も少なく、2月から徐々に増え始め、3月には一気に増加 します。
- 3月の紫外線量は9月と同じくらい になることもあります。
② UVA(肌の奥に影響する紫外線)は年中降り注ぐ
- UVA(しわ・たるみの原因)は冬でも強く、2月・3月でも約70~80%が降り注ぐ 。
- UVB(しみ・日焼けの原因)は冬は少ないが、3月から急増。
③ 空気が澄んでいて紫外線が届きやすい
- 冬から春は空気が澄んでいるため、紫外線がダイレクトに肌に届きやすい。
④ まだ肌が冬仕様(乾燥&バリア機能が低い)
- 冬の乾燥で肌のバリア機能が低下 → 紫外線ダメージを受けやすい。
2月・3月の紫外線量データ(東京の例)
環境省のデータによると、3月の紫外線量は9月とほぼ同じレベル になることが分かっています。
月 | UVインデックス(快晴時) | 紫外線の強さ |
---|---|---|
1月 | 2.1 | 弱い |
2月 | 3.1 | やや中程度 |
3月 | 4.5 | 中程度(9月と同等!) |
4月 | 6.5 | 強い |
5月 | 7.2 | 非常に強い |
UVインデックス(UVI)が 3以上 になると日焼け止めが推奨されます。
つまり、 2月後半~3月は「日焼け止め必須」の時期となります。
2月・3月におすすめの紫外線対策
❶ 日焼け止めをしっかり塗る
- SPF30 / PA+++ 以上 を選ぶ
- 室内でも窓からUVAが入る ので、朝に塗る習慣を
- スキー・登山はSPF50+が必須(雪面反射で紫外線2倍)
❷ サングラスや日傘も有効
- 3月でも 紫外線は目から吸収 されるので、サングラスを活用
- 曇りの日でも紫外線は約80%降り注ぐので注意
❸ 保湿をしっかり
- 乾燥した肌は紫外線ダメージを受けやすい ので、化粧水+クリームでバリア機能を守る
- ビタミンC美容液でメラニン抑制
❹ 抗酸化食品を摂る
- ビタミンC(柑橘類、イチゴ、ブロッコリー)
- ビタミンE(ナッツ、アボカド)
- ポリフェノール(緑茶、コーヒー)
まとめ
- 2月・3月は紫外線が増え始める!
- 3月は9月と同じくらいの紫外線量 になることもある
- 冬の肌は紫外線に弱いので、春先もUV対策が必須
- 日焼け止め・保湿・サングラスなどでしっかり防ぐ!
「まだ寒いし…」と油断せず、2月・3月から紫外線対策を始めることが美肌の鍵 です!