テレビを見ていたら、元アナウンサーの女優さんのドレス姿が映り、スタジオにいたコメンテーターの方が一斉に絶賛する場面に出くわしました。
その女優さんがアラサーのときは、おキレイな方だなと思い、ひそかにフォローしていましたが、彼女がアラフォーになった今、痩せすぎていて、骨っぽくて、首も手も皺が目立ち、ぱっつーんと張った顔(ヒアルロン酸注入?)との対比が凄くて、不健康に見えてしまい、思わずテレビ画面から目をそらしました。
タレントさんは、職業柄、お顔にヒアルロン酸を入れて、ほうれい線を薄めていらっしゃいますが、一般人あ、痩せすぎると、ほうれい線が目立ち、老けて見えることがあります。特に急激なダイエットや過度な食事制限によって脂肪や筋肉が減ると、顔のたるみが進み、ほうれい線が深くなりやすくなります。
痩せすぎによるほうれい線の原因
1. 顔の脂肪が減る
- 適度な脂肪は肌のハリを保ち、若々しい印象を作ります。
- しかし、痩せすぎると頬の脂肪が減り、皮膚が支えを失って垂れることでほうれい線が目立ちます。
2. 皮膚の弾力が低下する
- 急激な体重減少は、肌のコラーゲンやエラスチンを減少させ、弾力を失わせる原因になります。
- 弾力が失われると、肌がたるみ、ほうれい線が深くなります。
3. 顔の筋肉(表情筋)の衰え
- 痩せすぎると筋肉量も減少しやすく、特に頬の筋肉(頬筋や口輪筋)が衰えることで、頬がたるみ、ほうれい線が強調されます。
4. 骨密度の低下
- 極端なダイエットで栄養が不足すると、顔の骨密度が低下し、頬骨や顎の骨が痩せることがあります。
- これにより、顔の脂肪や皮膚を支えられなくなり、ほうれい線やシワが目立ちます。
40代女性が健康的にスリムに見えるBMI
BMI(体格指数)とは、身長と体重のバランスを示す指標で、健康的な体型を判断する目安になります。一般的なBMIの基準をみてみましょう。
BMI値 | 体型の目安 |
---|---|
18.5未満 | 痩せすぎ |
18.5〜24.9 | 標準(健康的) |
25.0以上 | 肥満 |
💡 健康的にスリムに見えるBMIは、20〜22が理想的と言われています。
これは、適度に引き締まった体型で、痩せすぎず健康的な範囲です。
40代女性におすすめのBMIを見てみましょう。
✔ 20〜21:ほっそりしつつ健康的な印象(スリムな標準体型)
✔ 21〜22:バランスが取れ、肌や筋肉にハリがある(最も健康的)
✔ 22.0以上:ふっくらとした健康体型(標準の範囲内)
⚠ 18.5未満になると…
ほうれい線が目立つ、たるみやすい、筋肉量が減って代謝が落ちる、「骨密度低下のリスクが上がります。40代女性は、シンデレラ体重(BMI18.5以下)はおススメしません!
身長ごとの理想体重を表にしてみました。
計算式: 体重(kg)= BMI ×(身長m × 身長m)
身長(cm) | BMI20の体重(kg) | BMI21の体重(kg) | BMI22の体重(kg) |
---|---|---|---|
150cm | 45kg | 47kg | 49.5kg |
155cm | 48kg | 50.6kg | 52.9kg |
160cm | 51.2kg | 54kg | 56.3kg |
165cm | 54.5kg | 57.2kg | 60kg |
170cm | 57.8kg | 60.7kg | 63.6kg |
健康的にスリムに見えるポイント
🟢 体重よりも「体脂肪率・筋肉量」に注目
- 理想の体脂肪率:20〜25%
- 痩せすぎるとハリがなくなり、老け見えの原因に
- 適度な筋肉をつけることで、引き締まった印象に
🟢 体重だけでなく、ボディラインを意識
- 運動(筋トレ+有酸素)で、メリハリのある体型を目指す
- ウエストや姿勢を整えると、よりスリムに見える
🟢 過度なダイエットはNG
- 40代は筋肉量が減りやすいため、無理な食事制限は逆効果
- 代謝を落とさないように、タンパク質をしっかり摂る
まとめ
✅ 40代女性が健康的にスリムに見えるBMIは20〜22
✅ 無理なダイエットより、筋肉を維持しながら適正体重をキープ
✅ ボディラインや体脂肪率を意識して、引き締めるのがポイント
「体重よりも体型・健康を大切にしながら、美しく引き締める」ことが理想です。