利回りが低くても、学資保険と終身保険に入ってて良かった!と心底思った事件

お金

フィッシング詐欺による不正アクセスで、ごっそり資産が抜かれる

楽天証券では、フィッシング詐欺による不正アクセスが多発し、顧客のNISA口座を含む保有資産が無断で売却され、その資金で中国企業の株式が購入される被害が報告されています。

被害者の中には、投資信託の積立のみを利用していた方も含まれ、被害額が200万円を超えるケースもあるそうです。楽天証券は、顧客情報や資産の流出は確認されていないとしつつ、フィッシング詐欺が原因とみています。

楽天証券は、被害拡大を防ぐため、3月23日から本人認証を強化し、顧客に対してパスワードの変更や二要素認証の利用、不審なメールへの注意を呼びかけています。 また、他の証券会社でも同様の被害が報告されており、注意が必要です。

被害を防ぐためにできること

被害を防ぐため、以下の対策が推奨されています。

  • パスワードの強化と使い回しの禁止
  • 二要素認証の設定
  • 定期的なログイン履歴や取引履歴の確認

万が一、不正取引を発見した場合は、直ちに証券会社に連絡し、パスワードの変更や口座の一時停止などの対応を行うことが重要です。

犯罪と対策はいたちごっこ・・

とはいえ、犯罪と対策はいたちごっこです。

私は仕事で忙しいときは、半年、1年程度、証券口座にログインする余裕すらないことがあります。

楽天証券の不正アクセス事件も、まだまだご自身の被害に気付かれていない方が一定程度(というか、かなり)いらっしゃるのではないか、と推測しています。

流動性が低い資産に変えておく安心

今回の事件を知って、利回りが低い、悪い、ぼったくり・・・と言われようとも、1億円以上の不動産(自宅、ローン完済!)と、○千万円の金融資産を学資保険とドル建て終身保険で固めておいてよかった~!と心底思いました。

不動産も、学資保険も終身保険も勝手に持っていかれません。

海外赴任を機に、円建ての投資信託は全額売却して、1ユーロ140円のタイミングで両替し、子どものインター学費を全額前払い、賃貸物件の契約に使いました。

会社から事後精算されて戻ってきたユーロ(○万ユーロ分)は、海外赴任中に貯めたユーロと合わせて、欧州の銀行で定期預金を組みました。

守るべき資産は、流動性の低い形に変えておく。

フィッシング詐欺から我が身を守るためにできる方法の一つだと思っています。

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